出版社内容情報
ナポレオンの座右の書『孫子』をはじめ、兵法の代表的古典とされる尉繚子、六韜、三略、李衛公問対、司馬法など『武経七書』の精髄を紹介。さらに新しく『孫〓兵法』を付加。闘争の思想や人間分析に主眼を置いた、今なお新しい戦術論を説いた書。
内容説明
戦いもまた人の営みならば、人間をよく知る者こそが勝利する。激動の時代と人間の探究から生まれた兵法哲学「武経七書」の精髄に、あらたに『孫〓兵法』を加えた決定版。
目次
孫子
呉子
尉繚子
六韜
三略
司馬法
李衛公問対
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コラッジョ
1
兵法の基礎中の基礎である。 そして、孫子にしろ、呉子にしろ、”内政”を非常に重要視しているという事は強調しておきたい。 決して軍国主義国家が望みではないのである。 国は常に国防を念頭から忘れてはいけないが、一方で常に国民の福利公正の事も考えなければならない。2016/06/15
kojisec.
1
リーダーや組織を仕切る者としての心構えに通じるものがある。現代社会では戦争をするわけではないけれど。人を動かすための極意が満載だが、惜しむらくは、具体例、エピソードみたいなものがほしいところ。2010/07/10
lovekorea
0
久しぶりに再読。兵家のようなリアリストにはオカルトチックな占いなんて道具にしか過ぎなかったコトがよくわかりますわ。2016/02/01
Soyong
0
一度は読むべきでしょ。
takehiro
0
兵法書だけれども、現代社会においても人間関係やビジネスシーンで大いに役立つに違いない。2010/03/21