内容説明
人類史を揺るがす歴史的大事件―。1947年7月4日、米国ニューメキシコ州ロズウェルで起こったのは、やはり地球外起源の飛行物体の墜落だった。形状を記憶し、燃やすことも破ることもできない極薄の金属片、ヒトでも他の動物でもない未知の生物の遺体…。複数の目撃者たちに等しく加えられた当局の強圧的な口封じ…。今、ついに沈黙を破った目撃者たち、「戦慄の新証言」。
目次
第1章 宇宙人の死体回収と墜落現場発見の経緯―原爆実験の地ホワイトサンズにまず現れ、閃光を放って墜ちた…
第2章 正体不明の残骸物をめぐる隠蔽工作の顛末―“それ”は気象観測用気球のものとすぐさますり替えられた
第3章 国家機密文書によって“ロズウェル”の秘密を浮き彫りにする―宇宙からの飛来物回収をムーンダスト・チームが担当していた
第4章 宇宙起源説を覆い隠す矛盾だらけの諸説―50年近くも“機密解除”されない本当の理由
第5章 これまでの定説“サンアグスティン平原墜落説”を検証する―また聞きの情報からは真相には迫れない
第6章 ロズウェルUFO墜落事件を時系列で追う―まだ生きていた宇宙人とUFOテクノロジーその後の行方
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
新田五郎
0
1994年にアメリカで出て96年に日本で刊行。翻訳は南山宏。「ロズウェル事件」の真相にせまる本。懐疑派の結論はとっくに出た印象だが、今まで手を付けなかったので読む。時間がかかった。 私が本作で興味があったのは「直接あきらかな円盤の残骸を観た人」と「何らかの異常な死体を観た人」。チェックしてみたがだれもが信頼できそうもない。とくに「(小柄な宇宙人を入れる)小さなお棺を請け負った」という葬儀屋の男は怪しすぎる。ネットで調べると共著者のシュミットは経歴を詐称していたらしい。ネットで調べながらの購読をおすすめする2020/08/12
-
- 和書
- 喫茶の歴史 茶道教養講座
-
- 和書
- 牛家 角川ホラー文庫