内容説明
あるひ、あかいことりはみどりいろのしっぽをしたライオンにあいました。ことりとライオンはことばがつうじなくても、いつもそばにいました。そしてあるひ…。あかるい絵とかろやかな文で、やさしい気持ちをえがきます。5歳から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小夜風
18
【図書館】ある日赤い小鳥は、ふさふさした尻尾が森の木のような緑色をした珍しいライオンに会いました。「ライオンさん。その尻尾はどうしたの?」でもライオンは小鳥の言葉が判りません。毎日尻尾の色が変わる不思議なライオンだなぁって思ったら…何て素敵な理由なの♪コラージュの立体的な絵が凄くキレイで、この絵本の中に入りたいくらいでした♪2015/05/04
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
あかいことりは尻尾がみどりのライオンを見つけます。どうして?と聞いてもライオンには通じません。そして翌日ライオンの尻尾はだいだい色になり、木になるあかいことりはライオンのそばを離れなくなりました。そして翌日…。言葉が通じなくても心が繋がっているステキなおはなし。2022/01/26
遠い日
7
いろいろな素材を用いたコラージュの絵がすばらしい。しっぽの先の色が日々変わるライオンの秘密。赤い鳥にもやさしく接してくれるライオンには、すてきな秘密があった。その秘密を共有できた赤い鳥の喜びは、幸せそのもの。なんとも平穏で明るい世界がここにあります。2015/06/06
mntmt
7
癒されました〜。こんな優しいライオンさんなら、もふもふしたいよ。コラージュの絵も素敵。エリサ・クレヴェンにはずれなし!原題:The Lion and the Little Red Bird2015/05/14
花林糖
7
(図書館本)尻尾の色が変わるライオンと小鳥の優しい穏やかなお話。コラージュで描かれた独特な絵・豊かな色彩が綺麗で隅々まで楽しめます。ライオンの優しい表情が印象的。言葉がわからなくても心は通じるんですよね。2015/05/06
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