内容説明
やねうら部屋の人形の家にすむ、ゆかいなネズミ一家のお話。とうさん、かあさん、三びきの子どもたち、それに、とちの実のミソッカスがくりひろげる楽しく心あたたまるものがたり。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のこ
10
屋根裏部屋に、農家をかたどった古い人形の家がありました。そこにはネズミの父さん、母さん、それに3びきの子供たちが暮らしていました。日曜の探検で、小さなとちの実〈ミソッカス〉を見つけたネズミたちは…。■人間のところからもらってきたものを上手に使いながら楽しく暮らす、ネズミ一家の物語。ネズミの姿をとりながら、人間の家族の話みたいでした。姉弟間の諍いとか、すごくよくわかる。子を持つ親にも、姉弟がいる子にも読んでもらいたい一冊。■p144までとちの実のことを完全に忘れていた…。タイトルにも入ってるのに。2014/10/22