目次
第1部 チベット神秘宇宙への巡礼(光明に導かれて;祝福の聖地へ;霊と迷信に生きる人々;誤った転生信仰;真の瞑想、偽の瞑想;奇跡をおこす聖人たち;不老不死の秘法)
第2部 チベットを覆う暗黒世界(神、魂、死についての対話;悪魔の降霊術;チベットを動かす影の密教宗団;秘伝者の地下都市;死者蘇生の秘術)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
のっち
2
大仰な日本語タイトルやデザインはともかく…。約70年前のチベットを旅したドイツ人の記録。チベットを憧れの理想郷とせず、ラマ僧の堕落や隠者の自己満足にもズバズバとメスを入れる内容が痛快。なかでもハリウッドスペクタクル顔負けの地下都市潜入のくだりは最高に面白く、一気に読ませる。作者自身の行動力や思考力にはかなり共感。これからも繰り返し読みたいと思う。2010/07/21
呑司 ゛クリケット“苅岡
1
チベット死者の書を読んだ流れでこの著作を読んだ。70年前のチベット冒険譚にスピ系の味付けがされているので興味深く読めた。ただ、著作の内容が何処まで事実を語っているのかの判断に迷うようなこともある。読み物として面白いことと事実は何処までなのかとを考えながら読ませてもらった。2024/10/29
猫又
1
想像以上にぶっとんだ内容はなかったが、本当かと疑いたくなるような話もある。しかし当時のチベット人の暮らしなどが分かり、文化人類学的な側面で見ても、また冒険譚として読んでもおもしろい本だと思う。2015/10/12
pastis56
1
第一部は読むのに時間がかかったが、第二部はあっという間に読み終えた。これは本当の話なのか!?というのが感想。それにしても著者の強靱な肉体には感心させられた。2015/02/13
あつひ
1
命がけの潜入。 そして出会う神秘の数々、現代人の我々には想像もつかない。 チベットは、まさに永遠…シャンバラ…、何人も彼の地を侵してはならない。




