Tokuma novels<br> 黎明の書〈巻之6〉翼あるもの

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Tokuma novels
黎明の書〈巻之6〉翼あるもの

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  • サイズ 新書判/ページ数 452p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784198509842
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

「建築探偵・桜木京介」「龍の黙示録」シリーズで話題の著者による新たな吸血鬼伝説。好評シリーズ最終巻!

内容説明

“貴種”と呼ばれる吸血種たちを支配する上王。その宮廷で無事に伯爵位の襲爵式を終えたイオアンは、同時に公爵位を賜る。それは彼と従者ラウルにとり、宮廷内の羨望と嫉妬を浴びるだけでなく、恐ろしい陰謀に巻き込まれる始まりだった。しかも、その背後にいたのは、人間たちが信奉する教会の聖山を壊滅させた上王の叔父イリヤ―異形の者と成り果てた―だった。混乱を起こし、都を蹂躙するイリヤを辛くも上王が倒し、平和が戻った矢先、彼は退位を宣言した。華麗なる新吸血鬼譚、最終巻!

著者等紹介

篠田真由美[シノダマユミ]
東京都生まれ。1992年、第2回鮎川哲也賞の最終選考に残った『琥珀の城の殺人』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しましまこ

17
うすうす分かってましたよ。このどうしようもない結末…夜でいいのに…2019/09/16

小梅さん。

13
篠田せんせいのこういう話、大好きなのに、予想外に読むのに時間がかかってしまった。 こういう、ゴシックな話、大好きなのに。 分厚さと二段組みのボリュームはさすが。 オラフの過去があまりにも凄絶で、読むのが辛かった。 でも、それが出会いをもたらしてくれてはいるのだけど。 ミハイの壊れっぷりはぞっとした。 哀れでもあるけれど、、、 でも、正直、あのラストは私の好みではなかった。 ラウルとイオアン、大好きだったのに。 衝撃で、思いも寄らないというのは確かだけど、、、 2019/09/23

bvbo

1
シリーズ6作目。あとがきによると発行時4年振りの続編…一応完結したから良かったと思うしか…?みんなあっさり…そんな最後… 2021/08/31

たろさ

0
怒涛の展開に驚きすぎて、ついていくのが精一杯。何となく簡単には終われないよね、と思いながらも、このラストは。最後まで何故この、懲りないだけの、「イオアンの伴侶」というだけのラウルが、重要人物なのが謎だった。彼はミハイにさえ惹かれ、ピエール師をも突き放すことが出来なかった。その器はとてつもなく大きかったのか。「在れ、光よ」少年は生涯の道連れとなる友と出会う。隔てる運命もなく共に行くことができる。どこまでも共に。どこまでも。ーーこのからだそらのみぢんにちらばれ。そこに救いを見出したいのは、我の勝手か。2019/12/05

ムーミンママ

0
待ちに待った最終巻。 主な登場人物 皆さん ふっ切れてました。特にミハイさんが(笑) イオアンの成長は もっと見たかったかなー。オラフさんの過去も壮絶だった。思ってた感じとは違うラストでした。2019/10/25

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