Tokuma novels
別府・国東 殺意の旅―十津川警部日本縦断長篇ベスト選集〈34〉大分

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  • サイズ 新書判/ページ数 296p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784198509422
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

部下の西本刑事がレイプ犯で訴えられた。潔白を証明しようとした矢先、さらに殺人犯の疑いもかかる。十津川は西本を救えるか?

十津川警部の部下である西本刑事は、深夜、自宅前で倒れていた赤いレインコートの女を発見し救護するが、逆にレイプ犯として告訴されてしまった。現職刑事がレイプ! 騒ぎ立てるマスコミを逃れるため西本は国東に旅立った……。十津川は、そこに罠があることを嗅ぎつけ、西本を救うため立ち上がる。しかし、二重の罠が西本を殺人犯に仕立て上げる。十津川警部の捜査線上に浮かんだ犯行グループの狙いは。

【著者紹介】
1930年東京都生まれ。65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞、81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞、2004年日本ミステリー文学大賞を受賞。十津川警部ものなどトラベルミステリ-から社会派まで幅広く活躍。読者の絶大な支持を受けている。著作は500冊を超えた。

内容説明

警視庁捜査一課の西本刑事は、自宅前で倒れていた新谷みやこを助けるが、逆にレイプ犯として告訴される。西本は取材攻勢を避けるため、大分県に身を隠す。だが、別府温泉でみやこの絞殺死体が発見されたことで逮捕されてしまう。黒い罠の存在を察知した十津川は部下を救うため、敢然と立ち上がった!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雪之助

7
TVドラマでよく見る十津川警部シリーズだが実は西村京太郎作品は、今回が初読。殺人の疑いをかけられ他所の署に逮捕拘留された部下の無実を証明するため、十津川警部が奮闘する。2時間ドラマのイメージが強いので違和感なく読めたが、かなり強引で無理のあるストーリーだと思う。でも、部下に自分の預金を引き出して50万円も持たせて旅に出したり あまりのスゴい人ぶりに憧れる。2019/08/25

安全が大事

2
おなじみの西本刑事が今回は災難、本当にいいように犯人に手玉に取られ、嫌疑をかけられまくっている。それでも、部下を最後まで信じる十津川警部、あらためて理想的な上司だとおもった。 西本刑事ファンの方にもおすすめです。2020/04/30

クロッチ

2
こんなことがあるのかなと思わせるようなストーリー。きれいな女性には要注意だよ。2019/03/17

さるきち

2
相変わらずの無理筋かな。警察がこんな無茶な賭けができるとは思えない。いつも十津川警部が責任をとるからといっても、できないことはできないだろう。物語だから良いけど、それにそのほうが面白いから。めくじらをたてるものではない。2015/09/19

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