出版社内容情報
十津川警部VS佐々木警部! 連続殺人事件を巡り真っ向から対立! 十津川の推理は?
警視庁捜査一課日下刑事のかつての恋人・川井けい子が殺害された。死の5日前、彼女は怯えながら「6月23日に、特急『あずさ』で松本に行ったことにしてほしい」と偽の証言を日下に依頼、日下はそれを拒否していた。十津川警部は、6月23日にM銀行現金強奪事件が発生したことをつきとめるが…。さらに「あずさ」をアリバイに使った共犯も惨殺。連続殺人の犯人像をめぐり、十津川とライバル佐々木警部との深刻な意見の対立。十津川の苦悩と名推理!
【著者紹介】
1930年東京都生まれ。65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞、81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞、2004年日本ミステリー文学大賞を受賞。十津川警部ものなどトラベルミステリ-から社会派まで幅広く活躍。読者の絶大な支持を受けている。著作は500冊を超えた。
内容説明
警視庁捜査一課の日下刑事に、「『あずさ7号』で一緒に松本まで行った、と証言してほしい」と依頼した元恋人の川井けい子が絞殺される。十津川は同時刻に発生した現金強奪事件に着目するが、共犯者と思われる銀行員も絞殺される。そしてまた、新たな殺人事件が。十津川が辿り着いた“驚愕の真相”とは?




