Ｔｏｋｕｍａ ｎｏｖｅｌｓ ギルティクラウン―レクイエム・スコア〈３〉

ゆうき りん【著】

徳間書店（2012/06発売）

• サイズ 新書判／ページ数 289p／高さ 18cm
• 商品コード 9784198509149
• NDC分類 913.6
• Cコード C0293

内容説明

真名の復活、涯との別れ―あれから二週間が過ぎた。アポカリプスウィルス大感染のため都心の一部が隔離された。ライフラインは途絶え、東京各地で避難所生活が始まる。天王洲第一高校には自然と生徒たちが集まった。葬儀社の仲間たちはバラバラになってしまったため、集やいのり、ツグミや綾瀬も学校で避難所生活を送っていた。しかし生徒たちの間で、このまま学校から出られないのでは、と混乱が発生。そんなときＧＨＱのエンドレイヴが学校を襲撃してきた。大人気ＴＶアニメ『ギルティクラウン』１３話～１７話の魅力を余すことなくノベライズ。

著者等紹介

ゆうきりん［ユウキリン］
東京都出身。『夜の森の魔女』で第１９回コバルト・ノベル大賞を受賞しデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ソラ]

ギルティクラウン自体はとても好きな作品だけれども、ここの流れはアニメでも見てて嫌な場面で小説版でも同様な感想。集が大きく変わる出来事ではあったけれども祭を殺すことは無かったのではとも思う。

2012/09/17

[しん∞ＳＨＩ−Ｎ]

無頼の涯との離別や真名の蘇生と衝撃から時は過ぎ、ウイルスの汚染により、母校での避難生活を余儀無くされた集達は、それでも育んだ仲間との絆を信じる事で、折れそうな心を繋ぎ止める中、GHQの襲撃により激動の試練が始まる物語。　独裁者の血塗られた罪の王冠、其れは最愛を喪った故の代償。　傍に居てくれるのが当たり前の大切な存在がいる。その奇跡は幾千の積み重ねがあって漸く成り立つのだと喪って初めて気付く。それを享受出来ていた己がどれだけ救われていたか。だからこそ、全てを敵にしてでも、最愛の名残をさ迷い拾い集めるだろう。

2020/01/04

[しん∞ＳＨＩ−Ｎ]

無頼の涯との離別や真名の蘇生と衝撃から時は過ぎ、ウイルスの汚染により、母校での避難生活を余儀無くされた集達は、それでも育んだ仲間との絆を信じる事で、折れそうな心を繋ぎ止める中、GHQの襲撃により激動の試練が始まる物語。　独裁者の血塗られた罪の王冠、其れは最愛を喪った故の代償。　傍に居てくれるのが当たり前の大切な存在がいる。その奇跡は幾千の積み重ねがあって漸く成り立つのだと喪って初めて気付く。それを享受出来ていた己がどれだけ救われていたか。だからこそ、全てを敵にしてでも、最愛の名残をさ迷い拾い集めるだろう。

2014/11/21

[ニルコア]

祭の死に凡百の死とは違う意味を見出したいと願う集の姿が皮肉に溢れている。ヴォイドランク制や革命の件でGHQの作為が明示されているのはやや興ざめ。D・マッカーサーw

2015/10/31

[mint]

１３～１７話収録。ＴＶ放送の内容とは大幅に違った点もあったりして、なかなかいい感じです。

2013/08/19