内容説明
人の心を具現化した武器“ヴォイド”で戦う集は『葬儀社』の一員として、地上攻撃衛星―ルーカサイト攻略に成功。しかし、その戦いでかなりの戦力を失った。資金や物資補充のため葬儀社のリーダー・涯が目をつけたのは、日本屈指の大企業・供奉院グループとその孫娘・亞里沙のヴォイドだった。日本の独立を掲げた供奉院主催の船上パーティに潜入した涯は、供奉院爺に交渉を始める。そのとき、一緒に潜入していた集の元にＧＨＱのミサイルがこの船を狙っているとの一報が入った。大人気ＴＶアニメ『ギルティクラウン』６話～１２話を網羅した完全ノベライズ。
著者等紹介
ゆうきりん［ユウキリン］
東京都出身。「夜の森の魔女」で第１９回コバルト・ノベル大賞を受賞しデビュー。『モンスターハンター』シリーズ（ファミ通文庫）では、２００７年ライトノベルアワードでノベライズ部門を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しん∞ＳＨＩ−Ｎ
3
GHQの支配から反旗を翻がえさん為に集結した組織･葬儀社が面目躍如果たす中、人の心象を武器として戦に臨む集は、唯一無二の個性を生かし地上攻撃衛星を見事打破し、戦で消耗した源を補充すべく、涯は野望を抱き大財閥･供奉院主催のパーティで交渉する為に乗り込む第二巻。 打ちしめる絶体絶命を覆さんは、人の心を写しとる唯一無二の武器。 絶望が余りに大きいと、人はうちひしがれ、哀しみに暮れる。傷付き傷付ける事に慣れると何も感じなくなる。それでもその痛みを知っているからこそ、同じ局面に立った者同志として優しくもなれるのだ。2014/11/14
ソラ
3
人の心を具現化した武器“ヴォイド”で戦う集は『葬儀社』の一員として、地上攻撃衛星―ルーカサイト攻略に成功。しかし、その戦いでかなりの戦力を失った。資金や物資補充のため葬儀社のリーダー・涯が目をつけたのは、日本屈指の大企業・供奉院グループとその孫娘・亞里沙のヴォイドだった。日本の独立を掲げた供奉院主催の船上パーティに潜入した涯は、供奉院爺に交渉を始める。そのとき、一緒に潜入していた集の元にＧＨＱのミサイルがこの船を狙っているとの一報が入った。2012/04/01
みなづき
3
涯や集、特に八尋の内面や行動が描かれる事で何故アニメでああいう行動を取ったのか理解できて、小説読んでよかったって思った。戦闘シーンや現実にないもの(コキュートス内とか)はやっぱり映像の方が分かりやすいんだけど、アニメで表現できない物と文章だけでは分かりにくい物。映像で１度見たからこそすんなり読めるというのもあり、上手くアニメと補完しあってるかなって思った。難しい用語が多いからアニメでは聞き流して分かった気になっていた所とか改めて文章で読むとすっきり整理できるし。１巻よりも読みやすくなったのは私が文体に慣れ2012/05/01
廻世 曖
2
アニメの内容の補足した感じで、アニメを見ていた時の不自然さや疑問がいくつか解消された。続巻が楽しみ2012/03/24
ニルコア
1
ローワンがダリルに誕生日プレゼントを渡す場面が良かった。ローワンのダリルへの優しさは、善良な性格に基づくものというよりも子供全般に対する甘さよね。イクタ・ソロークの考え方に近いのかも。2015/10/29
