Tokuma novels edge<br> 電脳コイル〈3〉

電子版価格
¥880
  • 電書あり

Tokuma novels edge
電脳コイル〈3〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 249p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784198507602
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

今より少しだけ未来の202X年。小学生の間では、ウェラブルコンピューター“電脳メガネ”が大流行していた。この“メガネ”をかけると、町のどこからでもインターネットに接続し、必殺技を手に入れたり、電脳ペットを飼ったり、子どもたちだけのとびきり刺激的な秘密の遊びをすることができるのだ。ただし、“メガネ”を楽しめる時間には限りがあって…。大黒市で運命的な出逢いを果たしたふたりの“ユウコ”―優子と勇子。行方不明の電脳ペットを探して廃工場にしのびこんだヤサコは、イサコがイリーガルを捕まえようとしかけた罠にはまり、イサコと2人きりで密室に閉じこめられてしまう…。

著者等紹介

宮村優子[ミヤムラユウコ]
東京都生まれ。脚本家

磯光雄[イソミツオ]
愛知県生まれ。アニメーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

でんすけ

4
現実世界に重なるようにして存在する古い空間。その謎が、廃工場の中で分かってくる。同時に、<メガネ>を操る子供達の思惑がクロスしていく。イサコを渦の中心にして、対立したり、シンクロしたり、それぞれに関係を作っていく。消えたクロエの影は印象的。2020/10/08

4
相手の心を探りあい、ぶつかり合う小学生たちを大人だなぁ、としみじみ思う。私がヤサコたちの年齢だったときは、もっと単純な子供だったなぁ。ヤサコとイサコの関係は、いかにも女同士のライバルという感じで、割りと好きです。2012/11/15

hoguru

3
息子11歳1人読み2022/02/03

トモ。

3
小学生たちが抱える大人には秘密の謎、そしてその基盤となっている大黒町自体の謎が深まってきた3巻。小学6年生にしては、「こんなことまで考えられるのかしら?」と大人びていすぎる所が気になりますが、でも設定としては「子どもだけが保有できる世界(観)」というのが大切だから13歳以下なんだろうなぁ、と思いつつ…。次は合宿なのでしょうか?もう戦うとかエネルギーいることしないで、普通に楽しむだけでえぇやんかーとか思ってしまう大人です(笑)2013/12/12

kurogetti

3
この話に主に登場する人間は子供で、手を貸す人間は老人だが子ども心を忘れていないかのような人だ。ただ彼らに少し違和感を感じるのは、「子どもはそんなことを考えるだろうか」ということだ。彼らの考えは、かなりかたくなで、自分の内面を見せまいとする節がある。そうでないだろう子も登場するが、はたして小学生の頃の自分はどうだったのだろうか。よくよく思い出してみると、確かにそういう考えを持っていた頃もあったのだ。彼らのその考え方に、多少なりとも違和感を感じた時点で、私はもうあの時間は取り戻せないのだなと思う。2009/05/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/521054
  • ご注意事項