内容説明
今より少しだけ未来の202X年。小学生の間では、ウェラブルコンピューター“電脳メガネ”が大流行していた。この“メガネ”をかけると、町のどこからでもインターネットに接続して情報を交換したり、データをダウンロードして必殺技を手に入れたり、実体はないのに本物そっくりの電脳ぺットを飼ったり、子どもたちだけのとびきり刺激的な秘密の遊びをすることができるのだ。ただし、“メガネ”を楽しめる時間には限りがあって…。小学6年生の小此木優子は、大黒市へと引っ越してきたばかり。電脳空間が壊れやすいというこの町で、不思議な“黒いシミ”を追いかけて、優子は“コイル電脳探偵局”の名刺を持つ少女・フミエと知り合い、そして、もうひとりの“ユウコ”と出逢う。反発し合いながらも惹かれてゆくふたり―。次第にふたりは、それぞれの痛みをともなう過去と向き合うことになる。
著者等紹介
宮村優子[ミヤムラユウコ]
東京都生まれ。脚本家
磯光雄[イソミツオ]
愛知県生まれ。アニメーター。劇場作品『おもひでぽろぽろ』などを経、『エヴァンゲリオン』では原画のみならず設定や脚本を担当。劇場作品『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』、『BLOOD』にも参加し、TVアニメ『ラーゼフォン』では、第15楽章の脚本・演出・絵コンテ・撮影をこなし、世界構築できるクリエイターとして注目を浴びる。実写作品『KILL BILL』のアニメパートでも作画に参加している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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勇波
はるき
秋庭誠
でんすけ
ぽつぽつぴー