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Tokuma novels edge
ヤングガン・カルナバル

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  • サイズ 新書判/ページ数 235p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784198506711
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

漫研所属の塵八は、基本的にいい人だが変態の平等院会長や、プロの漫画家・由美子らと会誌作りで大忙しの、ごくフツーっぽい高校二年生。いつも学校をブッチして、近くの河原でサボっている、激辛食べ物好きの弓華はボーイッシュな女子高生。実はこのふたり、謎の美女・白猫に育てられた凄腕のヤングガンだ。しかしついこの前、なんでもない仕事のはずが、どういうわけか途中で邪魔が入って、不首尾に終わり…。いつの間にか、国内外の政財界が絡む大陰謀に巻き込まれてしまった、高校生ふたりは。

著者等紹介

深見真[フカミマコト]
2000年に、第一回富士見ヤングミステリー大賞を受賞した後、02年には角川Next賞を受賞。映画のノベライズや漫画の原作なども手掛ける、最も注目度の高い若手実力派作家のひとり
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

37
深見氏の作品は女子供だけではなく、主要人物にも容赦がない分、良いままにしてきた愚物にはキッチリ、落とし前はつける所が特徴。「国益」云々ほざく馬鹿な政治家は別として殺しも甘い珈琲も好物な牙崎さんみたいに殺伐としている中で人間味のある、可愛い所を入れる深見氏は鬼畜だな〜。ラブコメ鈍感な塵八っつあんには「由美子ちゃんはあんたにホの字やで、塵八っつぁん!」と胸倉を掴み上げたいほど焦れったいです(笑)それにしても弓華ちゃんと恋愛フラグでは、怜ちゃんよりもカノコちゃんに立っているような気がしてなりません。おかしいな…2014/11/22

キキハル

19
全巻積読シリーズの一巻目を読んでみよう祭り。10年前の作品ですが、さすがは深見さんです。高校生の殺し屋という設定もさることながら、当然のようにバタバタと悪人が死んでいきます。銃器についての薀蓄もたっぷり。中でも主人公の塵八がいい子なので和みます。漫研所属で女の子に対してはすぐに赤面しまともにしゃべれない。けれども実は凄腕の殺し屋。その他の癖の強い登場人物たちとこれからどのように関わり駆け引きしていくのか興味があります。のんびりと読んでいくことにしましょう。2015/08/25

Dai(ダイ)

14
この本を読む前に読み終わった本がやたらと講釈が多くて疲れたのでノー天気な物を読みたくなって選んだ。同作者の「アフリカン・ゲーム・カートリッジズ」がまさしくノー天気なバイオレンスでわりと気に入ってたのもあるし。内容はバイオレンスライトノベルでノー天気ここに極まれりって感じ。キライじゃない。2015/10/30

深青

7
銃や武器の細かい知識がスゴい。巻末にそれぞれの仕様武器のイラストがあったら、嬉しいかも(笑)でも、面白かったー!グロいし人も結構死ぬけど、スピード感もスリルもあっていい。ヤングガンの二人のキャラも好きです。深見さんは銃がお好きなのかしら?2013/11/30

calmlike

4
弓華の凶悪ぶり、イエスだね!2010/07/10

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