内容説明
六本木ヒルズ森タワー五階のしゃれた中華料理店にファッション誌から抜け出したような黄色のサマーセーターと黒のパンツ姿のすっきりしたスタイルの女性。セミロングの髪に透き通るような肌、魅惑的な瞳。だが、チラッと見せる鋭い目つきは只者ではない。円道寺きなこ、警視庁国際部国際二課の女傑デカだった。見た目とは違い、性格はがさつで男勝り。酒は強く口達者で、少林拳の達人だ。そのきなこの目の前で、窓際の男が射殺された。スナイパーの手による連続射殺の始まりだった。殺しには香港の闇組織1211がかんでいるようだったが…きなこと伝説のスナイパー王凱歌はまた出会えるのか?あの人気テレビ番組の続篇が劇場版となった。
著者等紹介
君塚良一[キミズカリョウイチ]
あの『踊る大捜査線』の脚本家としてマニアの間で大変な人気を誇る
榊暎一[サカキエイイチ]
『魔数字』(トクマ・ノベルズ)にて作家デビュー
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