内容説明
気がついた麻生まな美はどこかおかしい。入ってすぐのところで倒れていたはずなのに、洞窟の奥の部屋にいたという。そして頭をうったのか、ふたりは誰という。天目と水野弥生のことをだ。水野は今年歴史部に入ってきた新入部員だから知らないはずはない。おまけにおにいさんの火鳥のことを自分のお父さんだというのだ!それは、天目マサトにいわせると、まな美は別人のようだということになる。マサトには普通人に見えないものが見えるから、竜蔵がその話を電話で伝えてきたとき、火鳥はそれが何を意味するかを考えて、電話を切った。そして、いま琵琶湖の近くの巨刹に異変が起きつつあった。二千年このかた涸れたことのない井戸の水の音が途絶えたのである。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
猫又まこ
2
【再読】ここまでにしとこ。パラレルの理屈考えるねはめんどくさいので、単純に入れ替わり物語で楽しんだ。それにしても、トマス以外はみんな好感キャラなんだよな〜。私も土門くんと同じく、あっちの姫の方がちょっと好き。2011/10/21
ろみ
1
まな美姫の「神様のくぐちゅー」が読みたくなって再読。笑。2010/02/18
月野
0
いろんな意味でやられた。 唯一の心のオアシスは土門くんでした。いろいろな意味で。ほんまに・・・2012/03/05
ろみ
0
再読。まな美姫も良いけれど大宇宙における絶対的な真理、の土門くん、も良いなぁ。笑。2012/03/03
タカモー
0
天の声は誰?2011/04/28