内容説明
元大阪府警警備部外事課の俺“水島智五郎”は、定年後、同僚を誘い込んで『公安裏警察隊』を発足させ、表の警察や検察の手に負えない悪党を追い続けている。ある日、槍ヶ岳登頂を終えた俺たちは下山途中で男の服毒自殺体に遭遇する。持っていた手帳から、男は警察庁通信局の技官であることが分かる。俺たちは、手帳にメモされた暗号を解析、新たな工作員が日本に上陸し、大きな陰謀が進められていることを知る。俺たちは潜入したテロリストの正体を突き止め行方を追うが、途中、仲間の一人が罠に嵌められ、敵の秘密アジト『招待所』に監禁されてしまう。仲間の救出と陰謀阻止のため、公安裏警察隊の命がけの戦いが始まる。
著者等紹介
柊治郎[ヒイラギジロウ]
1943年大阪生まれの三重県育ち。元警察庁警備局外事課の敏腕外事捜査官。ドイツと韓国に在勤経験があり、訪問した国は100ヵ国を超える。98年に「久遠の恨」でデビュー
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