内容説明
青森の雪深い里・湯鬼村。ここには、「雪中より現われ、人馬を食らう」鬼神“雪洞鬼”の伝説が残っていた。この村を訪れた老民俗学者・銀条総一郎と妖艶な美女・真乃。夫婦だという風変わりな二人の正体は、飲む者をあやかしのものに変えてしまうという水―変身水の出所を探り、それを破壊するためにやってきた“闇ガード”であった。郷土史家の阿久沢老人の案内を受けて、村長宅に赴いた二人は、そこがすでに“向う側”の汚染を受けていることに気づく。源泉と思しき村の温泉場にて、怪異で苛烈な魔戦が始まった。
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- 和書
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