Tokuma novels<br> ろくでなし 怒殺

Tokuma novels
ろくでなし 怒殺

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  • サイズ 新書判/ページ数 243p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784198505097
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

ろくでなしこと三橋玄章がまだ本庁勤めだった頃、アベックを生きたまま切り刻んだ快楽殺人者を逮捕した。犯人の千藤高之は人権派弁護士の奔走により死刑を免れ、あろうことかつい最近仮釈放になった。そのときから、玄章の身辺に不穏な影がさし始めた。深夜の無言電話、闇討ち。そしてついには彼の盟友・鹿間警部補の妻がレイプされ惨殺された。三橋と協力して千藤を逮捕したのが鹿間だった。ショックのあまり廃人同様になってしまった友人に復讐を誓う玄章。『真の裁き』に向けてろくでなしの怒りと悲しみが爆発する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yumimiy

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胴長短足の典型的オヤジ体型の三橋玄章は本庁捜査一課のスーパーデカだったが、問題行動が多く懲戒免職となる。趣味が呑む・打つ・買うで付いた渾名がロクデナシの玄章。しかし、この男、義理人情に厚く実に骨のあるナイスガイ。短足なのに悪人をフルぼっこする描写は漫画みたいで笑える。内容はサイコパスを現役刑事達と追い詰め怒殺する話だが、コミカルアウトレイジって感じ。まあ、好んでこれを読む女性はレアかな。2018/05/20

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