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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かたばみ
8
アニメ誌アニメージュに連載されていた押井守原作の漫画。 本人がネームを描いたものをもりやまさんが絵に起こしているようです。 2000年頃までの押井さんの思想はここに集約されているんじゃないかと思います。 (押井論はあまりくわしくないので、ぼんやりと) 劇場版パトレイバー1くらいまでの雰囲気を味わえる作品です。 絵は古く感じると思いますが自分探し中の10代後半~20代前半の方にもお勧め。 今読んでも耐えうる作品だと思います。 昔某所で書いたレビューをちょっぴり加筆修正しました。
tomdam
0
日常は下水の匂いがする。妻が料理の支度をしているうちに風呂に入っている安いアパート暮らし、閉鎖環境。アニメーターから戦争屋に。動機を得て仕事を得て生き生きとする。日常との対比の残酷さ。2012/10/19
akiu
0
初出は1985年。荒廃した暴力的な世界を舞台に、記憶喪失のアニメーターが自分探しをする話(むりやりまとめた)。思考がぐるぐる回る心地よさとか、ドタバタにすべて巻き込んでしまう押井節を久しぶりに堪能した。2021/04/25