徳間文庫<br> 湖上の姫 桜子

徳間文庫
湖上の姫 桜子

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  • サイズ 文庫判/ページ数 477p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784195992760
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

応仁元年に始まった大乱によって京の都は荒れ果て、夜ともなれば野盗が群れ騒いでいた。巨躯怪力のゆえに、弁慶の異名をとる足軽が、春、十六夜の晩に一人の美少女を拾った。満開の桜の樹の下にいたので、桜子と名づけられた。その、美しく汚れを知らぬ少女は、戦いに明け暮れる弁慶にとって掌中の珠とも、生き甲斐ともなったのだが…。戦乱の世を生きる、神秘と謎に満ちた美姫を描く傑作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ワッピー

6
応仁の乱の京都市中、桜の下で拾われた「桜子」と、彼女を庇護する足軽の今弁慶と絵師の春友、そして盗賊「阿修羅」を名乗る赤松又太郎直冬と一色氏の娘月姫とのかかわりを軸に、足利将軍家の政争が描かれます。ストーリーが桜子にフォーカスせず、直冬と人妻の月姫との許されぬ恋がクライマックスになっており、桜子を追う黒い手の侍、足利義政を操る日野大納言と富子、検非違使の兵庫助、そして一瞬点景で出てくる一休と、かなり手を広げた群像劇となっています。権力側の都合で翻弄される庶民側の視点で憤る直冬の性格は、鞍馬天狗を思わせます。2016/05/01

yuzi

0
大佛作品初読!鎌倉の作家というイメージがあったが、生まれも育ちも横浜だったとは。結婚後に鎌倉に引っ越されたそうです。しかも彼の長兄はあの野尻抱影だったとは!学生時代に読んだ!そして、あの「鞍馬天狗シリーズ」の作者だったんですねぇ。NHKで去年再放送してたなぁ。作品は結構面白かったです。昭和34-35年に朝日新聞の夕刊に掲載されてた連載小説らしく、1話が短くて読みやすい。全20話。舞台は8代将軍足利義政の時代。応仁の乱真っただ中!湖上とは言わずもがな琵琶湖のこと。浪漫あり、活劇あり、陰謀あり。おすすめです。2021/10/06

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