内容説明
井植敏が三洋電機の社長に就任した時、日本経済は、円高・貿易不均衡問題などを抱えて、前途の不透明な困難な時代を迎えていた。前年に一兆円の生産販売を達成した三洋電機もまた厳しい環境にあった。井植は後継者ではあったが、創業の精神に基づいた科学的経営に邁進し、究極の目標を「世界の人々になくてはならないエクセレント・カンパニー」とした。現職社長が語るパワフルな創造する経営哲学。
目次
第1章 第二の創業(対談 新東洋事情―深田裕介)
第2章 世界から世界へ(対談 でっかい遊びで大きい仕事―大前研一)
第3章 快適空間の創造―退屈しない人生の創造(対談 独創の原点―安藤忠雄)
第4章 従流志不変(対談 世界はいま―磯村尚徳)