内容説明
もはや高度成長による幸せ追求の擬似目的の時代は終わり、人々は本当の幸せを求め始めた。そのためには心の拠り所として仏教の役割が大きく浮かび上がって来るだろう。本書はさまざまな角度から仏教をとらえ、いかにすればその精神を学びとることができるかを、著者自からの体験を踏まえてわかりやすく説く。
目次
わたしと般若心経
維摩経の教え
日本人の家づくりと仏教
仏をまねて生きる
ものを知るは憂いの初め
観音さまの話
「観る」ということ
仏教とキリスト教とイスラム教
奉仕の心と仏教
業(カルマ)とはなにか?
いま宗教の時代