徳間文庫<br> 悪源太郎〈上〉

徳間文庫
悪源太郎〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 469p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784195990018
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

妾腹ながら大身旗本の家に生まれ、幼い頃から剣一筋、古鷹源太郎と名乗る青年に成長したが、師の男谷精一郎が、源氏の若武者・悪源太義平の再来だから、悪源太郎と仇名をつけてから、誰も本名を呼ばなくなった。その源太郎が勝海舟に気に入られ、伝習生として海軍修業にはげむ身となった。勝の伴をして入洛した源太郎は、祇園の舞妓・鶴千代と運命の出会いをしたが、時代の流れに翻弄されて…。長篇時代小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がんぞ

1
超痛快。冒頭、8歳で、はじめて剣道稽古に行って4歳上の少年を叩き伏せる。「(家庭で)伯父上に教わったと聞くが?」「えっ古鷹左京先生!なぜそのように言わぬ、初心者とは申せませぬ」。事情があって生家ではなく旗本の伯父に育てられた‥。一升をペロリと食べる大飯食らい、六尺二寸ある大男だが剣道での機敏は並大抵ではない。海軍修練所で勝海舟(当時安房守)に出会い、(勝は小身だが)「自分より強い、底が知れない」と平伏し世界戦略、軍事技術など教えを受けた。色気のことは全く知らない。ところが祇園で生母の縁続と出会いがあって‥2016/06/05

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