内容説明
日本の近・現代を、時流に阿ることなく反権力を貴いた男たち―獄中18年の後、日本共産党を再建する徳田球一。揺籃の新聞界を痛烈な諷刺精神に生きた宮武外骨。東条英機と対立、自刃した中野正剛。軍部の弾圧下、神道・天皇制に対峙し布教を続けた出口王仁三郎。権力犯罪を執拗に告発する正木ひろし。日本初の新聞を発刊した岸田吟香―凄絶ともいえる6人の男の生涯を、社会派の旗手が活写する力作評伝。
目次
陽気な指導者―徳田球一
夜明けの旗手―宮武外骨
燃えつきた代議士―中野正剛
金神伝説―出口王仁三郎
闇をひらく手―正木ひろし
奔流の人―岸田吟香
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
nobody
15
セリフがあって読みやすい反面本当にそれを「苦笑まじりに」言ったのか他の疑念を生じさせるしどうも軽くまとまってしまい行動のリアリティが感じられぬ。例えば出口王仁三郎の蒙古挙兵譚など間一髪銃殺寸前までいったのになんだかドジ話のようだ。徳田球一はやはりコミンフォルム批判以降の動きが謎で野坂参三と伊藤律の怪しさも絡んでくるがサラッと流される。宮武外骨は房子とマチを不幸にしている。1918年の東京米暴動の契機を成しながら東大に迎えられるとは拷問虐殺された党員に比べて扱いが雲泥の差である。中野正剛は四方諒二東京憲兵隊2019/04/24




