徳間文庫<br> 史記に学ぶ

徳間文庫
史記に学ぶ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 249p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784195983645
  • NDC分類 222.042

内容説明

漢の史官司馬遷が完成した「史記」。ここには歴代の王からコソ泥に至るまでの事跡・故事が納められている。節を守り餓死した伯夷・叔斉。臥薪嘗胆の末、雪辱する越王句践。生涯の友を得る管仲。裏切られる韓非。舌三寸で巡らす謀計に自らも敗れた策士蘇秦。佞臣、宦官の暗躍に滅亡する秦。宮刑(断儒)の恥辱の底で司馬遷の記した幾多の人間像は、激動の現代を生きる者に、なお鮮烈な光を投げてくるだろう。

目次

義として周の粟を食わず(伯夷・叔斉)
親信せられずんば、言聴かれず(管仲・鮑叔牙)
兵は詭道なり(孫武・孫〓)
日暮れて途遠し(伍子胥)
久しく尊名を受くるは、不祥なり(茫蠡)
法の行なわれざるは、上よりこれを犯せばなり(西門豹・商鞅)
わが舌を視よ、なお在りやいなや(蘇秦・張儀)
長鋏よ帰来らんか、食に魚なし(孟嘗君と食客)
死を知れば、かならず勇あり(廉頗・藺相如)
この奇貨居くべし(呂不韋と始皇帝)
風は蕭々として易水寒し(荊軻)
ああ独り乱世に遭い、すでに死すること能わず(李斯・趙高)

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