内容説明
「都内で車を拾う時は、どこからでも四谷駅まで乗って、そこから電車で帰ります」という作家は果して誰？人となりは作品からだけでは分らない。当人も気づかぬ“なくて七クセ”があるもの。食の好みから、オンナの好み、ウマの好み、サケにまつわるエピソード、果ては印税収入の細目まで。作家との昼夜を分かたぬ幅広い交遊で知られる著者が、７７人を至近距離から垣間見たユニークな文壇観察記。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
6
著者が交遊している作家の一口紹介です。へぇーという感じの話が多く、どんどん読んでしまいます。ただ40年程前の本なのでもう執筆していない方がほとんどです。西村寿行さんや立原正秋さん、和久峻三さんたちを久々に読みたくなりました。2020/05/27
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