徳間文庫<br> わが沖縄ノート

徳間文庫
わが沖縄ノート

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 348p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784195983171
  • NDC分類 916

内容説明

1972年、本土復帰と同時に売春防止法が適用された沖縄。私服刑事と日々“鬼ゴッコ”を演じねばならなくなった娼婦S子はつぶやく―復帰というの、疲れるさあ。第2次大戦後、日本軍が沖縄に残した悲惨な傷痕、非行に走らざるを得なかった混血青少年の生い立ち、娼婦たちのひきずる深い闇、本土との間に横たわる越え難い意識の溝…復帰前後の沖縄に居を定め、問題の核心を見据えた体験的ルポルタージュ。

目次

わが沖縄ノート
私的沖縄生活
ヤクルト配達人のことなど
コザの女たち
琉球少年院の記録から
ある娼婦との再会
国境の町国境の島
糸満衆とハーリー
復帰6年目の村のこころ
7・30沖縄交通戦争の日
最後の秘祭イザイホー

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tohru Iwami

0
1972年復帰前後の沖縄に居住した著者の記録である。ノーベル賞作家の「沖縄ノート」に比べたら相当分りやすい。 復帰後40年たった現在では考えられないような話が出ている。復帰前、与那国島の2軒しかないバーにひょっこり台湾漁民が飲みに来るのは珍しいことではなかったという。民衆の中には国境意識はなかった。尖閣がどこの国のものか主張しあっている現在が阿呆みたく感じる。2012/09/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1486815
  • ご注意事項

最近チェックした商品