内容説明
「一家三人、皆殺し?」の報に、警視庁捜査一課の刑事・今野真弓は現場に急行した。死んでいたのは、寺田夫妻と息子の新一。発見したのは姪の牧野弥生17歳。毒死らしく苦悶のあとがみえる。殺人か心中か?真弓は夫の淳一に相談した。淳一の職業は泥棒。だが、休暇中ということもあり、早速調査に乗り出す。まず手始めに発見者の弥生を尾行すると、思いがけないことが起こって…。好評シリーズ第3弾!
目次
毒を仰げばグラスまで
長いものにはフタをしろ
踊る泥棒、見る泥棒
火のない所に腹は立つ
2度あることは散々だ
金は天下の回し者
牛に引かれてお礼まいり
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あまみや
3
さっくり読める短編集、中では金は天下の回し者の公江が良いキャラしてて好き。 安定して面白い本編よりも解説の何とも言えない不快感が印象に残った、読み終えた後の清涼感も満足感も台無しである。2012/05/22
youxian♬*゜
2
1997/5/28~5/29 (印象深かった人物:昌子) 子供は邪心がない分すごく悪魔的で、おもちゃ(宝石)がほしくていじ悪な人をたおしたってところに興味をもちました。1997/05/29
ひいろ
2
スッキリとした読了感。まぁそれにしてもセックスの多いこと。2014/05/02
たいこ
1
妻は刑事、夫は泥棒シリーズの第一作目。数年ぶり何度めかの読み返し。読んだそばから忘れていくようなライトな内容で、気軽にサクサク読める。ストーリーとか展開がどうのじゃなくて、今野夫妻のキャラクターがいいんだよね。2018/01/01
fried_bogy
1
高校時代に。