内容説明
神か悪魔のように強いが身勝手なジョーダン、極貧の子だくさんの息子ピッペン、古武士のようなカートライトなどキャラクター揃いのメンバーが、ヒッピーあがりの変人コーチ、ジャクソンに率いられ、勝つはずがないのに勝ち続ける―。シカゴ・ブルズＮＢＡ初優勝の軌跡を追って描く、かくも激しき男たちの闘い。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
来未
10
中学生の頃、日本でNBAが大ブームに同時にマイケル・ジョーダンを知らない人はいないくらいの人気。ジョーダンのバッシュを履き、井上雄彦さんのスラムダンクを読み…そんな中学高校の頃を過ごした。本書はそんな人気の裏側を克明に綴っている。マイケル・ジョーダンという神と呼ばれるスーパースターが与える影響…高すぎる能力が逆にマッチングしない現状…周りに求めるレベルの高さ…イライラからくる身勝手なプレイなど…神と呼ばれながらも人間臭さも感じたしHDのフィルジャクソン…こんなチームの監督って…大変だろうなと思うのでした。2022/01/14
