内容説明
東神美術館の学芸員・湯浅夏美は、軽井沢に黒沢葉月を訪ねた。葉月の亡父・憲造の黒沢コレクション展の打合せのためである。数日後、夏美の高校時代の友人、三田村サキの妹・エリが軽井沢で死体となって発見された。夏美は生前最後のエリの姿を、偶然にも軽井沢で目撃していた。遺体は髪が切りとられ、赤いブラウスが着せられていた。その状況が1カ月前に五日市で起きた女子高生殺害事件と類似している。被害者2人がともに死の直前、エゴン・シーレ展を観ていた可能性があると推理した夏美は、捜査に協力するが…。
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