内容説明
めくるめく閃光が、霧の向こう側に巨艦のシルエットを浮かび上がらせた。「あいつを見るのは10年ぶりだが…」護衛艦「はるな」の艦長は呟いた。ロシア太平洋艦隊の戦艦「ヴァツーチン」の巨影だった。全長400メートル、最大幅50メートル、主砲は58口径25インチ砲9門。『鋼鉄のレヴァイアサン』―。西側の軍事評論家は、畏怖と讃嘆を込めてこう呼称した。199X年1月10日何故、日本海竹島北東海域に出現したのか?日米露が威信を賭けて激突する、これが超絶の地獄戦開始の口火だったとは。傑作書下しシミュレーション戦記。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おーえす
1
『八八艦隊』シリーズの最終作は舞台を現代に移す。山口に始まり山口に終わるシリーズだったなあ。大艦巨砲主義と航空主兵主義の対立がメインの軸にあり、ついに航空主兵主義が基本戦略として認められることはない。時代を経て、軍隊のありかたが変わっていったのが印象深い。とにかくも傑作だったことは間違いない。2013/10/18
スズキユウタ
0
横山信義デビュー作にして『八八艦隊物語』シリーズ最終作。のちの作品比べると(ハイテク戦ということもあるが)砲撃戦はアッサリで砲撃戦に至るまでと空自の奮闘のが印象深い。それにしても、まだ『八八艦隊物語』出る前から世界観はカッチリ出来上がってたんだなあ…2013/04/17
1977年から
0
1999年




