ナグネの海峡

ナグネの海峡

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  • サイズ B6判/ページ数 294p
  • 商品コード 9784191233874
  • NDC分類 913.6

内容説明

ナグネ(羇旅)=故郷を離れた重い旅=をなぜ続けねばならないのか?日本と韓国。隔てる海峡に沈んだ歴史的事実を浮かびあがらせるためか?俊英が精魂を込めて書下した、生存を賭けた男たちの追跡行!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takeapple

4
慰安婦問題やヘイト問題、核開発問題など、日韓、日朝関係が改善するのは並大抵の努力では難しいのかもしれないが、国の違いで考えるのではなく、物語終盤に、主人公の黒木冬彦が、光州の学生グループの朴美淑に言われるように、国と民衆は別で、仲間が助け合って国家権力と闘うことが大切なんだろう。日帝の植民地支配が終わりを告げ、新しい国造りを模索していた時代の謎と現代(90年代だけど)を結ぶ冒険小説の傑作。私も母が当時の京城生まれ、祖父は大阪毎日新聞平壌通信部長や京城支局長だったので興味深く読んだ。再版を望む。2016/01/30

水浅葱

0
淡々とって感じ。考え方や思想など、自分には理解できないと思うけど、知ることは大事だな。2010/03/25

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