造形表現で生きる総合保育

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  • サイズ B5判/ページ数 139p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784189608035
  • NDC分類 376.157
  • Cコード C3037

内容説明

巷では社会の激しい変化に伴うきしみから、「家庭崩壊」や「子どもの荒れ」が取り沙汰されているが、ここではそんな暗い状況を吹き飛ばすかのような、はつらつとした現実がある。子どもたちがダイナミックに躍動し、目を内側から輝かせている。ここには間違いなく子どもを中心に据えた教育愛で結ばれた保育の日々がある。「児童憲章」や「教育基本法」の精神を保育に生かし、父母や地域との交流の輪を厚いものにしていく。こうした信頼関係のもとに子どもたちは安心して心を開き、よくあそび、進んで学び、表現して、着実に成長していくのである。

目次

1 幼児の造形活動の見方・考え方(座談会・幼児の美術教育で大切にしていること;幼児の絵の読み取り方・接し方)
2 生活から生まれる豊かな表現―年齢ごとの造形表現活動の特徴と保育者の接し方
3 造形表現活動の多彩な展開―多彩に展開される造形表現活動と色あそび
4 豊かな保育や表現活動を生み出す園づくり―豊かな保育環境づくりマニュアル

著者等紹介

井坂とく[イサカトク]
1911年生まれ。三重県立女子師範学校卒。’30年から35年間小学校勤務(小学校1年生担任)。18年間、松坂女子短期大学(現松坂大学短期大学部)附属梅村幼稚園および第一・第二さくら幼稚園に勤務。幼稚園退職後現在まで三重県下の保育所で保育ボランティアとして活動。’93年幼児教育への貢献により三重県民功労賞受賞。その間全国幼年美術の会に第1回研究大会から参加し、小学校教員時代から小学生や幼児の美術教育の実践と研究を進め、’65年園田正治氏(元三重大教授)、中田隆氏(元三重大附属小学校教諭)らと三重幼年美術の会を創設し、36周年を迎える。現在も、乳幼児の原点から造形表現をはじめとした表現活動と人格形成について、保育所を場に実践と研究を重ねている
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