内容説明
今、世の中は大きく変わろうとしています。私たちは、保育園にあって、家庭と学校、地域と力を合わせて子どもの権利、子どもの子どもらしさ、子どもの尊厳を守る課題をクリアーしていかねばなりません。と同時に、子どもの権利や尊厳のことが分かっている子どもを育てねばなりません。育児、遊び、環境認識、絵をかくこと、昔話、詩、わらべうたを子どもにとって大切な活動として発展させてきました。子どもたちが私たちにとって希望である、未来であるということは、私たちが毎日子どもをどう考え、子どもにどう接しているかによってきまることなのです。本書は、多くの方々と本書を通して、あらためて子どもについての考え、教育についての考え、家庭についての考えを交流するために書かれたものです。
目次
第1部 子どもを大切にする保育―大人の仕事(一人一人の子どもを大切にする保育;保育の環境)
第2部 子どもの育ちを支える(乳児;幼児;食事;保育を支える)