内容説明
「学校経営のための法律常識」といった本は多い。だが、それは、目的(教育)のための手段に関する本である。手段が一人歩きしないためにも、手段のために目的を説いた本が必要のように思える。「経営のための教育」という考えであり、そのことが結果的には教育のための経営となるはずである。本書の意図はまさにここにある。
目次
1 基礎編=イメージ・トレーニング(「先生徒」の関係;知育罰・徳育罰・体育罰;子を易えて教える;子どもの可能性と危険性;大人の不心得と子どもの生徒心得;「自己教育・自己変革」の限界;「分化と総合」は教育の基本原則)
2 応用編=ホロニック学校経営(個性重視と学校経営;教育課程改訂と学校経営;道徳教育と学校経営;教育環境の人間化と学校経営;学校経営における生活指導の限界;責任が問われたときにこそ権利を明確にする;自己教育の限界と学校経営;目標設定の目標は何か)