内容説明
大学教授であり、さらに私塾で理想の教育を追う父。作家であり、教えられる側の代弁者たらんとする息子。ふたりの筆先三寸による随筆に、法則化運動の御大・向山氏を交えた鼎談を加えた、心ある教師必読の書。
目次
教師
個性
趣味
新人類
夏休み
『少年期』
波多野完治
波多野勤子
性教育
読書
文章
いじめ
部活
気力
自由
平等
専門性
学校行事
試験
卒業
鼎談(波多野里望+向山洋一+波多野鷹)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KTakahashi
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明治図書「教室ツーウェイ」で連載されていたものをまとめたもの12編と書き下ろし8編。最後に里望氏と息子の鷹氏,そして,向山洋一先生との鼎談が入っている。あとがきで鷹氏が《教師はたいていの場合,独善的で利己的で,『判ってくれない』ヤツであった。今思い出しても,思わず歯ぎしりしたくなるような,屈辱的な記憶もある。だが,おそらく,教師はそんな僕の気持ちには気づいていなかった。教師というのは鈍感なものなのかもしれない。》と書いている。判っているとは言えないかもしれないが,判る努力はしつづけなければ。2015/12/29
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