目次
第1章 「味見読書」誕生の背景(「図書室はどこ?」;「本離れ」は「本嫌い」か? ほか)
第2章 子どもから本を引き離したもの(テレビゲーム;「忙しいから…」 ほか)
第3章 「味見読書」実践マニュアル(一学年での実践―生徒自身の「名作」の発見;二学年での実践―「味見読書」でコミュニケーション ほか)
第4章 「味見読書」は発展する(中学生に「読み聞かせ」をさせよう!;「味見読書」は後輩へ ほか)
付録 「味見読書」授業案・「課題図書」紹介プリント
著者等紹介
熊倉峰広[クマクラミネヒロ]
東京都公立中学校勤務。日本児童文芸家協会会員。東京都朝の読書連絡会事務局。1999年2月、集英社主催「第8回読書指導体験記優秀賞」受賞。2002年3月、東京新聞主催「第4回東京新聞教育賞」受賞。2002年7月、「第51回読売教育賞優秀賞」受賞。2003年4月、社会貢献支援財団主催「第1回こども読書推進賞」受賞。2000年度、文部省委託研究「コミュニケーション学習プログラム」研究員。テレビ朝日系「朝まで生テレビ」に3回、TBS系「ここがヘンだよ日本人」に1回、テレビ出演
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感想・レビュー
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skr-shower
4
返却棚から。教員向けなのか、指導実践記録。こういう試みは本嫌いを少なくするかも。読み聞かせに関してはAudible・オトバンクなどの音声サービスが出てきたので感じ方が違ってくるかもしれません。2021/10/23
NakaTaka
4
味見読書はお勧めの本さえ集められれば、手軽にできそう。難しい中学校の実践であるだけに、説得力がある。著者に脱帽。2017/05/17
epitaph3
4
さっと目を通す。本を好きになる一つの提案。本を味見すること。それを学級全体でシステマチックに行った記録。2013/02/20
epitaph3
3
220216/41冊目/2003年初版。様々な物語に出会い、物語をもとに対話を広げる実践。読書と味見をつなげる表現は、本は最後まで読まなければいけない呪いから解き放つ。秀逸だと思う。2022/02/16
杏子
1
他館より。学校図書館ブログの司書さんが紹介されていたので、頼んでみました。 この本では中学生の実践だったけど、小学生でもできるのかな?2017/08/18