21世紀型授業づくり
いじめ判決文で創る新しい人権学習

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  • サイズ A5判/ページ数 144p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784189068143
  • NDC分類 375.35
  • Cコード C3337

内容説明

今日、人権学習をめぐって深刻化している問題点は、大きく二点、ある。一つは、人権を実質的に支える役割を担っている市民的モラル・規範が、具体的な「行動」「行為」として児童・生徒に実感されてはいないように見えること、いま一つは、不幸にも侵害されてしまった人権を回復する「補償の回路」が、当の被害者となるであろう子どもたち自身において、十分に確信されていないように見えること、である。「いじめ判決文の授業」は、このような欠陥に正面から立ち向かう実効的トレーニングを、授業や校内研修の場を通して育成するものである。

目次

1 二一世紀型人権学習としての「いじめ判決文授業」(訓辞学習からシミュレート学習へ;倫理的学習から法的学習へ ほか)
2 いじめ判決文授業の徹底研究1 小学校の授業(授業案;課題の提示 ほか)
3 いじめ判決文授業の徹底研究2 中学校の授業(授業案;ワークシート ほか)
4 参考資料(憲法;刑法 ほか)
5 法と道徳を結ぶ授業の可能性(社会道徳を支える法の論理を学ぼう;公的合意を目指す調整能力を身につけよう ほか)

著者等紹介

梅野正信[ウメノマサノブ]
1955年長崎生まれ。1978年立命館大学文学部修了。1979年活水中学・高等学校勤務。1986年上越教育大学大学院修士課程修了。1988年鹿児島大学教育学部講師。現在、鹿児島大学教育学部助教授
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