国語学力向上アクションプラン
小学5年の国語学力・絶対評価で鍛える―国語学力向上アクションプラン

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  • サイズ A5判/ページ数 146p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784189035138
  • NDC分類 375.82
  • Cコード C3037

内容説明

本書では、基礎的・基本的な能力の定着はもちろん、その力が「生きて働く力」として実際に身に付いているかどうかを明確化させるために、まず第1章・第2章では評価規準と方法とを明示し、第3章以下で実際の教材とその実践例とでいかに基礎・基本を定着させ、生きて働く国語力となり得るかを具体的に提示した。また、小学校五年生、六年生は高学年としての仕上げの時期であり、低学年とは異なるハイレベルな能力の定着化と発展的な能力とが要求される。そこで本書では、児童一人一人の興味・関心の喚起を呼び、進んで自主的に学習していくことを目指して努力した実践例から生きて働く国語力の定着化を図った力強い活動例を盛り込んだ。

目次

1 生きて働く基礎・基本の評価規準と絶対評価の方法(国語科の授業における評価規準の明確化と段階的指導;国語科授業における絶対評価の必要性 ほか)
2 授業改革を目指す絶対評価規準と方法(基礎・基本・統合発信力の評価活動;児童が生きる絶対評価規準と方法で授業を改革 ほか)
3 基礎的技能が定着する絶対評価(漢字の役割を調べよう;熟語の組み立てを調べよう ほか)
4 基本的能力を養う絶対評価…単元の指導―学習のねらいと連続的な評価(学習材に即した具体的評価)(聞き手に分かりやすいように話の組み立てを考えて話そう;目的や話し手の意図を考えながら聞こう ほか)
5 統合発信力が育つ絶対評価…生活に生きて働く言語能力―一人一人を生かす評価規準(コンピュータを使って、自分が必要な情報を集めよう;話し合いで相手を説得しよう ほか)

著者等紹介

瀬川栄志[セガワエイシ]
現在、中京女子大学名誉教授、日本子ども文化学会名誉会長、全国小学校国語教育研究会名誉顧問、全国国語科教育研究会名誉会長、全日本言語教育学会会長。東洋大学国文学科卒業。公立学校教諭、東京都教育委員会指導主事、東京都公立小学校長を歴任。その間、文部省教育課程教科等特別委員・教育課程調査研究協力者並びに副委員長。学習指導要領指導書作成委員、NHK学校放送教育番組企画委員。現在も全国的規模で授業理論の確立に活躍中

和田耕一[ワダコウイチ]
現在、鹿児島市立清和小学校長、九州小学校国語教育研究会協議会会長、鹿児島県小学校教育研究会国語部会会長、鹿児島県作文教育研究会会長、鹿児島実践国語教育研究会会長。国語科における生きる力・伝え合う力の育成、絶対評価の具体的な在り方等を研究中
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