目次
1 向山・小森型理科の授業を行うと子どもたちが熱中する(知的であることと作業があること;具体物を示して、知的な作業をさせる ほか)
2 向山・小森型理科の授業のシステム構造(自由試行型の授業システム;「学業不振」の子の指導は技能面と思考面とに分けて対応する ほか)
3 脳科学から向山・小森型理科を検証する(知識をエピソード記憶させる;ワクワク学習は前頭前野を鍛える)
4 向山・小森型理科で逆転現象を起こす(“逆転が起こる揺さぶり教材”とは;「あれども見えず」で逆転現象を仕組む)
著者等紹介
新牧賢三郎[アラマキケンザブロウ]
1953年6月15日生まれ、1978年3月東京学芸大学大学院修士課程修了、1997年4月東京都大田区立洗足池小学校。月刊「教育トークライン」編集長。TOSS中央事務局TOSS大田の会サークル所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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T.E
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共通点よりも違いの方が見つけやすい。ものを比較させるコツは、この違い⇒共通点の順番に探させること。これを逆にすると、共通点を探せない子は授業をつまらないと感じてしまう。 また、観察や、自由試行を行った結果、出てきた意見は原則すべて受け入れること。「くだらない。」などと言おうものなら、子どもは当たり障りのない意見しか言わなくなり、授業に弾みが無くなる。意見を言ったら必ず褒めること。「意見は質より量」である。 また、理科はもので事実を示せる分、逆転現象を起こしやすい科目である。発問をもっと知ろう磨こう。2012/01/05