内容説明
上越教育大学附属小学校では、現在、文部科学省の研究開発学校の指定を受け、新しい教育課程の開発に取り組んでいます。本書は、教師が自信と創意をもって行っている子どもの心を揺さぶる実践活動・実践研究を自尊感情の視点からまとめたものです。
目次
第１章 今、なぜ自尊感情なのか（今、なぜ自尊感情なのか；これまでの教育課程から自分をまるごと好きになる教育課程へ）
第２章 自分をまるごと好きになる教育課程をどうつくるのか（自分をまるごと好きになる教育課程；自分をまるごと好きになる「心の活動」 ほか）
第３章 自分をまるごと好きになる子どもをどうとらえ、支援するのか（自分の姿を見つめ続ける；自分の姿を見つめ、自分の取組を意味付ける ほか）
第４章 自分をまるごと好きになる子どもは、どう学び続けるのか（ことばの世界を楽しむ子ども（国語科）
音楽を楽しみ、自分のよさを思い切り発揮する子ども（集団活動） ほか）
あとがきにかえて「学校らしい学校、らしくない学校」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しょ♡
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高くて安定した自尊感情をもつ子どもを育てることの重要性についてとても理解できました。実践例の中で、子どもが自分の思いを素直に伝えている場面が多く驚きました。この学校の子どもたちは、ありのままの自分が家族や友だちや先生に受け入れられていると感じることができているから、自分をさらけ出すことができているのだと思い、私も子どもが安心して自分を出していけるような環境をつくっていきたいと思いました。2013/03/04
