内容説明
本書は、新制度としての「小人数指導」の効果的な展開の方法を探ることを第一のねらいとするものであるが、これを機に、21世紀の新しい教育課程の理念の具現化、とくに、中学校英語科の目標に基づいた「指導と評価の一体化」の問題や、必修英語―選択英語―総合的な学習等の新しい英語科の枠組の中で、小人数の学習集団を取り入れた指導をどう展開していくべきかを考えることも、重要な編集の柱としている。
目次
1章 なぜ英語科で小人数指導か(基礎学力の充実;生徒の能力・個性等に応じた小人数指導の必要性)
2章 英語科少人数指導のポイント(学習の効率化;学習の個別化 ほか)
3章 英語科の少人数指導を支える学習条件の工夫(指導計画の作成;少人数指導を生かした英語の指導 ほか)
4章 英語科少人数指導の効果的展開プラン(少人数へのトライアル事例;トライアル事例をふまえた改善のアイデア)
著者等紹介
荒木秀二[アラキシュウジ]
東洋学園大学教授
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