内容説明
「指導と評価の一体化」とは即ち「目標に準拠した観点別の到達度評価」を行うことである。しかし、日常の授業における教師の観察や生徒の自己評価、相互評価等によるといった方法だけでは必ずしも妥当性、信頼性と客観性のある評価結果が得られるとは限らない。生徒にとって最も関心の高い学習評価の場面である中間テストや期末テストの場においてこそ、観点別の到達度評価問題を用意して与えることが必要なのである。そこで本書は、新たな観点から、各学年、各学期の定期テストにも利用できるよう英語科の4観点から考えた評価問題例を作成したものである。
目次
第1章 英語科の到達度評価にはどんな工夫が必要か
第2章 「コミュニケーションへの関心・意欲・態度」の指導と評価事例
第3章 「表現の能力」の指導と評価問題例
第4章 「理解の能力」の指導と評価問題例
第5章 「聞くこと話すこと」の指導と評価問題例
第6章 「言語や文化についての知識・理解」の指導と評価問題例
著者等紹介
荒木秀二[アラキシュウジ]
東洋女子短期大学教授
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