内容説明
酒井式描画指導法は「できない子をできるようにしたい」「絵の苦手な子をなくしたい」という教師の思いにこたえた指導法である。著者も「できない子をできるようにしたい」「生徒に美術の力をつけたい」と願って美術の授業に取り組んでいる。酒井式MLのメールから学ぶことが多い。そこで同じ願いをもつ教師のために、授業で困ったときや疑問がわいたときにすぐ役に立つ本を、酒井式MLに参加している有志で作ることになった。「筆の持ち方選び方」「木版画彫りのポイント」など図工・美術の授業の様々な分野にわたる指導法や技法が書かれているので、酒井式をあまり知らない教師でも役立つ。
目次
1 子どもに描く力をつける酒井式の極意
2 誰でも成功する酒井式題材10
3 酒井式色の作り方彩色の仕方
4 酒井式紙と用具の選び方使い方
5 版画を成功させる酒井式指導法
6 酒井式評価と鑑賞のポイント
7 いろいろな子にあった酒井式指導法
著者等紹介
高橋正和[タカハシマサカズ]
1957年福井県福井市に生まれる。1981年新潟大学教育学部美術科卒業。上中町野木小学校、越廼村越廼小学校、福井市明倫中学校、福井市成和中学校など小中学校を経て、現在、福井市大東中学校教論
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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