内容説明
本書は四つの章に分かれています。1章ではオゾン層を破壊するフロンガスの濃度がどのように増えているかを考えます。2章では地球温暖化の原因である二酸化炭素濃度の増え方について考えます。3章では地球温暖化に伴う水不足の危機について考えます。4章ではタンチョウの数の変化について考えます。
目次
1 フロンガス濃度の変化を分析する―一次関数(オゾンホール;過去のフロン濃度の変化を関数でとらえる ほか)
2 地球温暖化を考える―データ分析、二次関数、指数関数(地球温暖化の危機;二酸化炭素濃度のデータの分析 ほか)
3 温暖化で水が危ない―二つの変数で決まる変化(水危機;水の循環 ほか)
4 タンチョウの数はどう変化するか―成長の数学的モデル(よみがえったタンチョウ;タンチョウの数のグラフから将来の可能性を考える ほか)
著者等紹介
小寺隆幸[コデラタカユキ]
1951年生まれ、神奈川県出身。名古屋大学理学部数学科卒。東京学芸大学大学院数学教育専攻修士課程修了。都内公立中学校四校を経て、現在多摩市立和田中学校教諭、数学教育協議会会員、チェルノブイリ子ども基金理事
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