内容説明
学級を組織するには、原理・原則(法則)がある。組織論・活動論・指導論の三つの分野が骨格となる。学級という「一つの生きもの」が、「生き生き」と活動するには、原理・原則にもどづいた、方法・技術が必要である。学級を組織するのは、教師の大切な仕事である。若い教師へのメッセージ。
目次
1 学級づくり論三つの枠組み(学級づくり論の枠組み;組織者;指導論;活動論;研究課題)
2 イベント論(はじめに夢がある;次に策が必要となる;原則はいかなる分野の人にも通じる;西暦2000年イベントを我が手で;子どもイベント集団;イベント論チャレラン編;イベント花ゲリラ;イベント実行委員会活動;イベントの創造)
3 学級づくりの諸問題(規則;外国の「校則」;児童の権利に関する条約;中学への親子の不満;人を魅きつけるのはロマンである;指導者のイメージが子供を規定する;夢を具体化させる;リーダーは生れる;スターの条件;別れに夢を描く;卒業によせて)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
読書実践家
7
学級を組織するには夢を描くこと。ロマンを持たせること。簡単ではないけれど、現実的になればいいということでもない。理想は必要。授業でいえば、プロとして単なる知識の注入ではなく、知的好奇心を持たせ、多面的な意見も取り入れること。執筆活動に精力的に取り組めば、本も出せること。教師のあり方について説いている。2015/08/30
y
6
"「生まれてきてよかった」と思ってもらえるように。"こういう大きな目的、指針がありさえすれば、あとはこの価値観に従って行動を、言葉を選択していくのみ。
るい
4
担任になったら、新学期の三日間で、クラスのしくみとルールを作る必要がある。「担任がいなくても1週間生活できる」状態を目指す。その中で、私が気をつけたいのは、偶発の問題への対処だ。1、事実の確認をできる限り正確に行う。2、解決のための「具体的方針」を「即座」に出す。この2つに気をつけたい。2016/03/24
るい
3
2年ぶりに読む。過去2回、読んだときに流したところに目が留まる。改めて、向山先生の凄さがわかる。読み飛ばしたところにこそ、重要性があったのだと気付く。本書の奥深さに驚く。向山学級の組織図が、本当に凄い。朝、帰り、放課後を使って学級組織の会議ができるとは。しかも、小学校。当然、中学校ではもっとできる。自分のイメージ次第だ。『リーダーは「育てる」のではない。「生れる」のである』この言葉も、強烈に残った。イメージできるようになった自分がいる。再読すればするほど、理解できる。成長の証だ。また、時を置いて再読する。2018/02/17
KTakahashi
2
3年前に読んでいることになっていますが,何度も何度も手にし,読み返している本です。今回,まとまった時間をとって読み直しました。2018/05/05




