内容説明
本書は、“あまり理論は追究できないけれど、よく実践に取り組む教師”、言うならば“ごくあたりまえに道徳教育に取り組んできた教師”が、「子どもたちと心を合わせた生活をしよう」、「子どもたちとともに心がおどる授業を作り上げよう」と道徳教育にかじりついて30年間やってきたこと、あたためてきた思いなどをまとめたものです。
目次
1章 心がおどる授業とよい授業(よい授業とじょうずな授業;よい授業のための要件)
2章 心がおどる授業と子ども理解(子ども理解について;子ども理解の進め方)
3章 心がおどる授業のための教師の工夫(指導過程について;指導の方法の中から)
4章 教師自身の心がおどる体験の重視(電車の中で;大島の人々との交流;サスペンデッドゲーム;先生二人、教え子二人のクラス会;いい町だと思ってください;わが父のこと;すもう日記)