内容説明
災害時には、ただ助けを待つだけではなく、自ら工夫して何とか生き延びていかなければなりません。現代っ子たちに、そんな力を身につけるべく、生きるための知恵とスキルを、学校ですぐに取り組めるワークシートの形にしてまとめました。生存の基本「水・食料・燃料」の確保を中心に、快適な生活をするための工夫や防災まで、25の活動を収録しています。
目次
水―飲み水を得よう水を移そう(にごり水をきれいな水にしよう;透明シートで太陽熱蒸留器を作ろう ほか)
食―食料を得よう調理しよう(かんたん、不思議な電気パン;落ち葉で焼きイモを作ろう ほか)
燃料―燃料を得よう調理器具を作ろう(古代の火おこしに挑戦しよう;何とかして火をおこそう ほか)
住―暮らそう作ろう助け合おう(カルキ抜き剤でエコカイロを作ろう;廃油でランタンを作ろう ほか)
その他―連絡を取ろう時刻を知ろう節電をしよう(何とかして助けを呼ぼう;災害時の通信手段「スカイプ」をやってみよう ほか)
著者等紹介
國眼厚志[コクガンアツシ]
1963年、兵庫県に生まれる。岡山大学教育学部卒業、兵庫教育大学大学院修了。中学校理科教師を14年間勤め、原体験教育をテーマとし、研究を進める。以来、現在まで自然体験イベント、科学実験教室、サイエンスライブショー、ICT利活用研究などの講師を精力的に勤める。現在、兵庫県朝来市立山口小学校教諭
高田昌慶[タカタマサヨシ]
1956年、兵庫県に生まれる。姫路工業大学応用化学科卒業。兵庫教育大学大学院修了。兵庫教育大学・原体験教育研究会、神戸理科サークル所属。93年より毎年「青少年のための科学の祭典全国大会」、「科学体験祭り」に出展する。実験開発に勤しみながら、理科実験実技講座や科学教室などの講師を務める。科学実験データベース(約600件)の検証・追記・動画撮影に取り組む。現在、兵庫県高砂市立北浜小学校教諭
福井広和[フクイヒロカズ]
1962年、岡山県に生まれる。兵庫教育大学大学院修了。93年より毎年「青少年のための科学の祭典 全国大会」に参加し『水芸』や『ドライアイス』などの楽しい科学実験教室の講師をつとめる。サイエンス・レンジャー(財団法人科学技術振興機構)、その道の達人(社団法人日本理科教育振興協会)の一員として全国各地で精力的に科学教室の出前をしている。現在、岡山市立中央小学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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