内容説明
指導と評価を一体化させた授業の展開の大切さは、これまでもいわれてきたことで、これからは補充学習や発展学習を行う上で一層重要になってくる。本書は、以上のことを踏まえ、参考としながら、基礎・基本の定着と確かな学力の育成を目指して、理科の指導と評価を一体化させた、授業改善のための指導技法について述べたものである。
目次
1章 絶対評価で理科授業はどう変わるのか(絶対評価の意味;絶対評価を踏まえた理科の指導 ほか)
2章 理科・指導と評価一体化の条件(指導目標の分析と明確化の必要性;確かな評価規準と評価基準の設定 ほか)
3章 理科・指導と評価一体化の具体策(問題解決学習で対応する指導の方法;個に応じた指導で対応する方法 ほか)
4章 理科・指導と評価一体化の授業展開(理科第3学年での授業展開;理科第4学年での授業展開 ほか)
5章 理科・指導と評価一体化の課題(指導目標の構造化と明確化の充実;評価規準の信頼性・客観性の充実 ほか)