内容説明
本書では、説明文の「批判読み」について、次の内容を示した。「批判読み」をさせる指導方法をどうするか。「批判読み」をさせる時の教材研究をどうするか。「批判読み」で、子どもはどのように文章を検討するのか。子どもが自分で「批判読み」ができるようにするには、どうするか。これらを、一つ一つの教材に即して、具体的に示している。
目次
１ 酷評からの出発（五年生「新聞投書に物申す」；「批判読み」の指導方法 ほか）
２ 「批判読み」の教材開発（外山滋比古「私語」の授業；五年生「一秒が一年をこわす」（光村図書）の授業 ほか）
３ 「批判読み」の授業展開（六年生「人類はほろびるか」「ガラパゴスの自然と生物」（光村図書）の授業
六年生「覚えること、伝えること、分かること」（光村図書）の授業 ほか）
４ 「批判読み」の可能性（四年生「体を守る仕組み」（光村図書）の授業
四年生「手と心で読む」（光村図書）の授業 ほか）
著者等紹介
浅野秀之［アサノヒデユキ］
１９６３年新潟県に生まれる。１９８６年新潟大学教育学部を卒業。新潟県内公立小学校に勤務。１９９７年上越教育大学大学院を修了。新潟大学教育人間科学部附属新潟小学校に勤務。２００２年亀田町立亀田小学校に勤務
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